星空スナップ [エトセトラ]
昨夜、19時22分ころの星空です。 三日月とすばるが近づいています。
冬の星座は早い時間に西に傾くようになり、代わって春の星座が登場。
StellaNavigatorにて作成
比較、参考のため同時刻の星図も載せました ↑
来年、輪が消失 [エトセトラ]
そういえば、しばらく望遠鏡で土星を覗いていません。
土星は現在、日没後の東の空に見えている しし座のレグルスの近くにあって、見ごろの時期。
「輪」の傾きが小さくなっていて、来年2009年は15年に一度の “輪の消失” のシーズンです。
輪のない土星なんて、らしくない姿ですが、それはそれで珍しい眺めではあると思います。
ところで、土星の衛星「レア」にも 輪 があるらしいことが確認されたというニュースがありました。 「衛星」としては初、だそうですが、地球から見えないだけで木星以遠の惑星にはみんな 輪 があることが分かっていますから、宇宙では輪があることは じつはそれほど珍しくないことなのかな。
So-net blog リニューアル [エトセトラ]
2008.2.21 満月。
2008年2月25日(月) 15:00 ~2月27日(水) 10:00 の43時間、So-net blog がリニューアルとメンテのため閲覧等すべて利用できなくなるそうです。
http://blog.so-net.ne.jp/blog_wn/2008-02-18
まあ、更新のほとんどない「星空への招待」ブログは何ら影響ないようなものですが、長時間にわたるのでお知らせまで。
何がどう変わるのかよく知りませんが、使いやすいインターフェイスになることを期待♪
アリスタルコスの夜明け [エトセトラ]
今夜の月です。 月齢11.6
月面探訪しているように、もっとクレーターをアップに撮りたいものですが、いまの私の機材と腕ではこのくらいが限界か・・・
左下、欠け際に白く輝くクレーターはアリスタルコスでしょうね。 直径40kmの小さなクレーター。
望遠鏡で観察すると、この付近はたいへん興味深い台地だそうです。
ところで アリスタルコスって、どんな人?
古代ギリシャの天文学者で、いわゆる “地動説” を最初に唱えた方! しかし当時は受け入れられることなく、地動説が理解されるまでには約2000年後のコペルニクスの登場を待たなければならなかったわけです。
月面では、アリスタルコス(クレーター)の右上に見えているのが コペルニクスですね。
コペルニクスは直径93kmのクレーターに名前が付けられています。
そうか~ その気になれば、月面探訪から天文学の歴史も学べるってわけですね。
トナカイ・ビクセン [エトセトラ]
カメラ屋さんで偶然見つけたVixenの情報誌「So-Ten-Ken」。
20数年前、私が星を見はじめたころ 「ビクセン天文ニュース」ってのがありましたが、当時は白黒印刷。 時代の流れを感じます。
最初に買ってもらった天体望遠鏡もビクセン。他メーカーに比べて安いんですよね。 忘れもしないNEWポラリスR-150S。口径15cmのニュートン式短焦点反射で、定価は138,000円だったと記憶しています。
というかまだ実家(広島)に眠っていますが、けっこうかさばる大きく重たい箱なので、うちでも扱いに困っていて、この前帰省した折、「もう使うこともないだろうから、好きにしていいよ」と言ってきました。。。 なのでもう無いかも。
ところで最近ビクセンのキャラクターになったらしいトナカイの「ビクセンくん」。
なんでトナカイなの? と疑問に思っていましたが、これを読んで納得。
社名の「ビクセン」は、クレメント・ムーアの詩集に登場するトナカイの名に由来しており、サンタクロースのソリを引く8頭のうちの1頭が「ビクセン」だそうです。「みなさんに幸せや感動を届ける会社になりたい」という願いが込められているとのこと。
そうですね。 望遠鏡は決して安い買い物じゃないけれど、自分で探し当てた星空、天体を覗いたときの感動は忘れがたいものです。
地球照 [エトセトラ]
月がらみの写真ばかりですけど。。。
赤い月。から半月、月が地球を半周して夕空に戻ってまいりました。
春は夕方の月を鑑賞するにはよい季節です。 白道(月の通り道)が地平線に対して立っているので、高い位置に見えるのです。 「地球照」も見てみましょう。
冥王星にする? [エトセトラ]
【ラスベガス(米ネバダ州)8日時事】米方言学会は8日までに開いた年次総会で、2006年に最も注目を集めた新語を選ぶ言葉大賞に、冥王星の惑星からの降格をきっかけに「評価を下げる」という意味で動詞的に使われるようになった「プルート(pluto=冥王星にする)」を選出した。
冥王星は昨年夏、国際天文学連合の判断により、第9惑星から「矮(わい)惑星」に降格された。冥王星は米国人クライド・トンボー氏が1930年に発見し、ギリシャ神の名を取り「プルート(Pluto)」と命名した経緯がある。
・・・というニュースが配信されました。以上は引用。
アメリカにも“流行語大賞”的なものがあったんですね(^_^.)
“方言学会”というのも面白いですが、plutoを動詞としてまじめに使っているんでしょうか?
冥王星の惑星からの降格は、昨年 天文界最大のできごとでしたね。 でも、悪い意味で広がっている 仲間外れ や いじめ に通じるイメージがあって、この言葉、日本ではあまり流行らなくてもいいかな。
「冥王星にするぞ!」とかいきなり言われたら ドキッ としませんか???
HomeStar PRO [エトセトラ]
大人気の家庭用プラネタリウム「ホームスター」がさらに進化。撮影レンズと光源のグレードアップにより、周辺画像のボケや歪み、暗さの大幅な改善を実現。約1万個の星数による満天の星空の投影機能はそのままに、4等星以上の星に色を施したカラー版の原板が付属します。さらにKAGAYA氏による精密で幻想的な月のイラスト「フル・ムーン」の原板も付属。さらに星空の動きに対応した解説CD「星空バスガイド」やアストロアーツによるフルカラーの星座解説書付き。
◎商品内容
本体、専用原板ソフト3枚(「日本の星空カラー版」「日本の星空カラー版・星座ライン入り」「フル・ムーン」)、取扱説明書(保証書付)、星座解説ハンドブック、星空解説CD、専用ACアダプター
・・・とのことです。以上、引用。
ホームスターの上位機種が出たんですね。値段のほうも1万円ほど高くなったのかな。PROになって、どのくらい星像が向上したのか興味あるところ。
従来機は星像がか弱く、ちょっと頼りない印象がありました。 まあ、現実に近い星の明るさということかも。よりシャープな星像を観たい!という気がしていました。 星の色も再現された点は注目ですね。